ピクセル
評価:★★★★★(星5)
【簡単なあらすじ】
1982年のアメリカで、初のゲームセンターがオープンしたので、主人公と親友はそこに通う。主人公は初めてプレイしたはずのアーケードゲームが予想以上にうまく、ゲームの大会に出場。
そこから年月が経ち、主人公は電気屋に、親友は大統領になったが、ある日、米軍が何者かから攻撃を受ける。大統領から依頼を受けた主人公が調査すると、それは昔アーケードゲームで遊んだ時のキャラクターということが判明。昔NASAが宇宙人との交流のために作成したビデオが宇宙人には挑戦状と受け取られており、
それに対する宇宙人の返事は勝負に人間側が3回負けるとゲームオーバーとする、負けた場合は地球滅亡とするといった宇宙人からのメッセージを受け取る。
そこで主人公たちは立ち向かうべく、アーケードゲームの達人として腰を上げる。
【良かったところ】
・アーケードゲーム懐かしい
宇宙人の攻撃を受けたら建物や人などをすべてばらばらのピクセルに分解されるという設定がなんとも面白い。懐かしさとSFを組み合わせた映画いいですね。
・メインキャラがしっかり印象に残る
主要メンバー(主人公、大統領、友達、チャンピオン、ヒロイン(子持ち))のキャラがしっかりしていたので、間違うはずもないくらい濃い。
・パックマンの生みの親登場(という設定)
結局ゲームスキルを叩き込んだ軍が全く役に立たなかったため、主人公たち昔ゲームセンターで遊んだ仲間たち(幼少時代)が大人になって登場したが、ここにきてまったく幼少時代に出てこなかったキャラとしてのチョイスが面白い。
しかも役に立たなくて笑えた。
・1年後に笑った
オチ最高だった。
【残念だったところ】
・アーケードゲームで昔主人公を負かしたチャンピオンのキャラが濃い
子供の頃も濃かったが、大人になっても濃かった。チャンピオンが出てから、あれ、主人公誰だっけ?ってなった。
特別残念だったわけでも、マイナスポイントでもないが、これくらいしか残念ポイントが思いつかなかったともいう。
【総評】
ギャグ要素が多分に含まれており、かなり面白かったです。主人公が割と大人になってダメ人間っぽいのに(途中チャンピオンにキャラ食われている気がしなくもないし)、要所要所できちんと主人公だったり、幼少時代の仲間もちゃんとキャラが立っていてよかったです。
ご都合主義万歳。ハッピーエンドがいいですね。