ササハラの好き勝手に書き散らかすブログ

見たもの、やったもの、体験したものを好き勝手に書いて勝手に評価をします。これからの方の参考になれば幸いです。同志意見や反対意見も大歓迎です。

ザ・マミー

 

評価:★★☆☆☆(星2)

 

 トム・クルーズ主演の映画、「ザ・マミー」

 知人とみてきたのですが・・・ごめんなさい、私には正直トム・クルーズを見せたかっただけの映画にしか思えず、評価が低めです。

 こういうミイラもの?エジプトもの?代表は、自分の中では「ハムナプトラ」だったのですが、ハムナプトラほどストーリーがあるわけでも、笑いどころがあるわけでもなく、エンディング含めなんとなく消化不良感があります。

 

【簡易ストーリー説明】

 古代エジプトの次期王(女王?)になるはずだったアマネット(今回のラスボス)は、現王に子供が生まれた所為で王になることができず、現王や子供を殺してしまったことで、棺に封印される。

 それを何千年もの時を経て主人公(トム・クルーズ)と友達とヒロインが偶然見つけて、研究機関に運ぶ際に事故発生。パラシュートが一基しかなく、主人公はヒロインを脱出させたため、飛行機の墜落で生存は絶望的だった筈なのに遺体安置所で目が覚める。最初はわけがわからなかった主人公だが、死んだはずの友人(主人公にしか見えない)がアマネットに呪いをかけられたためだ、と教えてくれる。

 ヒロインと再会し、研究機関と力を合わせてアマネットを捕えて呪解を試みるも・・・という話です。

 

【面白かった所】

トム・クルーズアキラ100%が見れる

 遺体安置所で目覚めたトム・クルーズはすっぽんぽんなわけですが、そこはうまいカメラワークで、数少ない笑いポイントだったと思います。

 

トム・クルーズ贔屓されすぎ

 主人公は、アマネットに一番愛された呪いという設定らしいので、主人公だけ見た目も普通の人間とかわらないのですが、死んだ友人やアマネットに生気を吸い取られた人間の末路がひどい。この友人が、ハムナプトラでいう兄ちゃんポジションで面白おかしく出てきてくれます

 

【残念だったところ】

・博士の豹変は必要ないのでは・・・

  研究機関の博士は、名前を見たときからなんかコイツ裏があるだろうなーというのはわかっていたのですが、豹変っぷりの必要性が感じられませんでした。

 豹変があるから閉じ込められているとか言っていたと思うのですが、最後お前外に出てきていたからな!とツッコみたい。

 

・最後のヒロインの殺られ方はひどくないですか・・・

 あれはどう頑張っても主人公が頑張っても助けられないですよ・・・・。夢も希望もない。主人公を守って死ぬとか、そういうロマンが欠けている映画でした。

 

・エンディングがイマイチ・・・

 終盤のヒロインの死があったからこそのエンディングなのはわかるのですが、えええまじかぁ・・・という私的にはなんかもやっとしたエンディングでした。

 エンディングで誰が一番幸せだったかを考えると、死んだ友人だと思います。

 

【総評】

 全体的にどこが見どころなのかよくわからない映画でした。